「悪口は言っていい?」というタイトルですが、ダメに決まってますよね。しかし会社において問題解決のために悪口を言うことは必ずしもダメなことではないと思っています。むしろ忖度まみれの意見を言うことより、覚悟を持って悪口を言ってのけることが必要なときもあると考えます。
悪口はだめ?
悪口を言うと自分に返ってくるとか、人格を疑われるとかマイナス面が強調されます。
で、人格を疑われることを覚悟で言うと私、メッチャ悪口言います。







人の悪口は聞き苦しく、全く人の悪口を言わない人は大人物と思います。しかし会社という世界でいえば、悪口は批判という意味まで含みます。
その前提で考えると全く悪口を言わない人というのは、社内で自分の考えをもあまり表明しない人が多いと個人的には感じます。
悪口を言うことの側面
私は管理職や役員は会社を良くするためにはモノ言う人でなければいけないと思います。
役職が高ければ有能であるとは限らず、できの悪い役員も少なからず存在します。このタイプの人物に限って自信過剰だったりします。
だからダメ役員の周囲の人は、きちんと意見できる環境づくりのためにも自分の考えを述べなければいけません。
悪口というと聞こえが悪くなってしまいますが、お互いの誤りや問題点を指摘しあえるオープンな風土が会社には必要です。
悪口を全く言わない人は発言に対するリスク回避の思いが強く、必要な意見具申もしないという傾向が残念ながら強い気がします。
悪く表現すれば事なかれ主義なのです。
悪口の種類
ちょっとムリヤリですが、悪口の種類分けをしました。
いわゆる誹謗中傷です。差別的な悪口や、立場の弱い人への攻撃、人の弱点をバカにしたり傷をえぐるような悪口も絶対悪だと思います。
例えば会社の問題点を指摘する悪口。会社をおかしくするような方策の立案者など個人攻撃になる場合もあり得ます。ただ悪口をいうにしても会社のためだという前向きな理由があります。
また会社への異議申し立ての前には同じ危機感を持つ同士の会合も必要です。これは必然的に悪口?がたくさんでます。
聞こえの良い言葉でいえば意見交換ですが本気故の悪態もついてますので(笑)、平たく言うと悪口になります。
あとちょっと本音を言えば、会社のためという大義がなくても極めて限られた仲間内で言う他愛のない世間話的な悪口も実は私のなかでよしとしてます。これはこれでストレス解消になります(笑)。
ただその人に届いて傷つけないように注意はしていますし、前項の「言ってはいけない悪口」は言わないよう強く戒めてもいます。
まとめ
ここまで誤解を生じないようにクドい説明をしてきました。本意としては、会社を良くしようと思えば、問題点は必ずでてきます。そしてその改善は不可欠であり、そのためには悪口という問題指摘手段もアリだと思うのです。






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